▼ご依頼内容 |
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海外からの研修生や留学生の受入支援、通訳派遣、途上国へ派遣される専門家やボランティアへの支援等を行っています。現行の「目的」「事業」は30年前の創立時に定められたもので現在の事業と一部はかけ離れたところがあり、新定款では、現状を追認するのではなく、国際協力を担う一組織として、将来を見越した夢のある組織の目的と事業を定めたいと考えております。
事業を「請負う」という業務が中心だったため、能動的に行動したり、自分の考えをもとに議論する組織風土が育っていないところがあります。今回の会議では、新定款の作成という好機を捉えて、当団体に働く幹部職員自らが主体的に組織の目的と事業を考え、当事者意識を持って意見してほしいと考えています。また、私たちが行っている海外からの研修員受入事業においてファシリテーションの活用を検討しており、「普段は盛り上がらない会議にプロのファシリテーターが入るとこんなに変わる」、ということを参加者に実感してもらい、当財団の管理職がファシリテーションに対してもっと理解することも期待しています。
▼クライアント様からの声 |
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役員からはこれ(最後にまとめた目的)はキャッチフレーズだな、と言われましたが、そこに至る過程で皆の思いを出してもらったことを説明し、普段あまりこういうを行わないうちの組織が新しい試みを行った意義は認めてもらいました。
事務方から見れば定款の中身を検討するナマの材料が得られたこと、それと新しいこと、なじみのないことを避けずに試そうとする空気を参加者が感じてもらったということで、松本さんにお願いしてよかったと思っています。
この小さな成果を身のあるものにするのは私たちの責任で、まだまだ道は遠いのですが、エベレストでも何でも目指すものを持つべきだと考えております。
私自身、このような形でファシリーテーターの方にお仕事をお願いするのは初めてのことであり、要領を得ず、短時間で無理なお願いをしたものを私たちの意を汲んで理解いただき、うまく討議をリードしてくださり本当に感謝しております。どうもありがとうございました。 |
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会議の冒頭では、「本日の目的」「時間割」「oarrs」(o=outcomes行き着くところ、a=agenda議事日程、議題、r=rule規則、r=roles役割)などを提示します。

テンプレートを使って、ディスカッションを進めます。

SPOT(s=strength、強み、p=problem、問題点、o=option選択肢※この研修の場合だけobjective目的、に変えた、t=threat脅威)のテンプレートを完成さます。 |